健康なお口づくり


オーラルケアの重要性


口腔機能と口腔内環境の改善を図ることは、健康の維持・増進とともに、
生きる意欲にもなります。
食事は在宅療養者にとって、最も楽しみなことです。オーラルケアの目標は、
その楽しみである食事を「口から美味しく食べる」ことができるようにし、
QOLの向上や尊厳ある人生を支援することです。
オーラルケアには、口腔衛生指導、口腔清掃、口腔の介護、摂食・嚥下指導、摂食・嚥下機能改善のためのリハビリテーションなどが含まれます。
またタイムリーな情報の提供や精神的ケアも重要になります。

オーラルケアの効果

口腔衛生の
意識の向上

呼吸器疾患の予防
(誤嚥性肺炎の予防)

口腔疾患の予防
(むし歯・歯周病・口腔粘膜疾患など)

口腔機能の維持・回復
など
(咀嚼機能の改善、摂食・嚥下障害の改善、口腔粘膜の感覚機能改善=味覚、触感、温度感覚などの改善、コミュニケーションの回復)

対象となるお客様の症状

自立している人

具体的には

  • 舌苔が多い
  • 口臭がある
  • 歯磨きが不十分で汚れが多い
  • 歯肉が発赤・出血ぎみである(歯周病)

一部介助の人

具体的には

  • 麻痺がある
  • 歯周病がある
  • 舌苔がある
  • 口臭がある

全介助の人

具体的には

  • 寝たきりである
  • 意識障害がある
  • ターミナル期である
  • 口全体に汚れが多い
  • 痰や付着物が多い
  • 開口・口呼吸をしている

在宅療養の高齢者にとってのオーラルケアの重要性

オーラルケア

口腔内の観察
口腔清掃
義歯の手入れ
(清掃)
摂食・
嚥下支援など

機能の維持・回復

摂能嚥下機能
咀嚼機能
睡液分泌
味覚機能
口腔内疾患

在宅療養生活の向上

介護負担の
軽減
疾病の予防
QOL・ADLの
向上
医療費の削減
誤嚥の防止

誤嚥性・不誤性肺炎の防止、誤嚥事故の防止

口腔内自浄作用

感染予防

低栄養の防止

免疫力の向上

発音機能・容貌の改善

コミュニケーションの改善

食べる意欲の回復

生活意欲の向上