鶏卵抗体オーバルゲンPGを含む口中清涼菓子による 歯周病治療への併用効果を証明

第131回日本歯科保存学会2009年度秋季大会 研究発表

 

ビーンスターク・スノー株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:林 茂)は、このたび、日本大学歯学部(東京都)、ならびに、株式会社ゲン・コーポレーション(岐阜市)とともに鶏卵抗体オーバルゲンPGを含む口中清涼菓子による歯周病原菌の抑制作用について、歯周病患者への治療と併用効果を確認致しました。
この研究成果につきまして、10月29日より仙台国際センター(仙台市)にて開催される「第131回日本歯科保存学会2009年度秋季大会」において、下記のとおり学術発表致しますので、ご案内申し上げます。

-記-

1.学会開催概要
第131回日本歯科保存学会2009年度秋季大会
会期: 平成21年10月29日(木)~30日(金)
会場: 仙台国際センター(仙台市)

特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
大会会長: 小松 正志 (北陸大学大学院歯学研究科)
学会事務局: 東北大学大学院歯学研究科 歯学保存学分野
事務局長 笹崎 弘己
〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町4-1
TEL:022-717-8341 FAX:022-717-8344 e-mail:sasazaki@ddh.tohoku.ac.jp

2.研究発表概要

 

演題名 歯周治療における抗ジンジパイン鶏卵抗体を用いた受動免疫療法の併用効果
発表者 (1)菅野 直之、高根 正敏、吉沼 直人、伊藤 公一
(2)山村 淳一
(3)ヌグェン・バン・サー
所属 (1)日本大学歯学部歯周病学講座
(2)ビーンスターク・スノー株式会社
(3)株式会社ゲン・コーポレーション
発表日時 10月30日(金)13:00~14:00 ポスター発表 P144

3.研究発表内容の要約
歯周病はポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g.)を代表とする歯周病原菌の感染症で、引き起こされた炎症により歯を支える組織が溶かされてしまいます。日本人の40歳以上の約8割が罹患しているといわれています。歯周病の治療では、歯面や歯と歯ぐきの間につくられる歯周ポケットから歯垢や歯石を除去することが主体となりますが、本研究ではこれらの治療直後から12週にわたり鶏卵抗体オーバルゲンPGを含む口中清涼菓子を1日3粒摂取させて、歯ぐきと歯周病原菌の変化を調べました。
摂取12週後のプラーク付着量はテスト群、コントロール群ともに有意な変化は認められませんでしたが、歯ぐきの出血はテスト群で減少する傾向がありました。歯周ポケットの深さはテスト群で有意な減少が認められました。また、歯周ポケット内の歯周病原菌P.g.の割合は有意に低下しました。
これらの結果から、オーバルゲンPGの摂取によって歯周病原菌の活動を抑制することで、歯周治療の一助となることが示唆されました。

以 上